今回ご紹介するのは内外80ヶ国に200を超える拠点を持つ国内首位の総合商社、三菱商事です。約48,000名の多国籍従業員を有しており、また、日本に約40、海外に約180のオフィスを持っているだけあって、グローバルなCSR(Corporate Social Responsibility)を展開しています。 同社は、「熱帯雨林再生実験プロジェクト」と題して、総合商社として世界で始めてのプロジェクトをマレーシアやブラジルなどで始めました。普通は300年〜500年かかるといわれている熱帯雨林の再生を、わずか40年〜50年で再生しようとする試みです。現在、実験開始から約10年経っていますが、小さな苗木を植えた場所は、20m位の高さの森にまで育っているそうです。このような試みは、まさにグローバル企業だからこそできる地球環境に直結した取り組みで、他企業からも大変評価されています。 その他には「デジタルリユース」という会社をつくり、いらなくなったパソコンを再使用しています。具体的にはいらなくなったパソコンを回収、残ったデータを完全に消去し、きちんと動くかを検査した上で中古パソコンとして販売しているようです。確かに今の社会では必要不可欠だと思いますが、環境問題対策のために一つの会社が運営されているのですから、一昔前では考えられないことだと思います。 同社のようにグローバルに拠点を配して活動を展開する企業では、CSRに対して意識が進んでいる国と、そうでない国との温度差があると思います。その中で全社員の意識改革を行っていくのは並大抵なことではなく、同時に、各企業が抱える大きな課題でもあるでしょう。
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