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>第3回 カナダ
【第3回】
カナダ/トロント
イー・ウーマンリーダーズ 富沢亜紀さん
97年からカナダのトロントに住んでいます。現在はカナダの損害保険会社で企業保険引き受け審査の仕事をしながら、会社のお金で大学に通うという忙しい生活をしていて、時間に余裕がないのが悩みです
トロントではマイホーム購入者増加中
↑治安のよい地域で一戸建てを持つことは、一般的サラリーマンにとっての理想
トロントはカナダで一番大きな都市ですが、東京に比べたら住宅所持率はものすごく高いと思います。90年代後半にアパートの家賃が高騰したことと、00年以後低金利になったこともあり、この数年はアパートの空室率があがり、マイホーム購入者が増加しました。
ただしトロント市内は古い家が多く、ほとんどが築50年以上です。新築の家が欲しい人は郊外に住むしかありません。ダウンタウンから離れれば離れるほど比較的新しい家が多いというのが大きな特徴です。
それでもヨーロッパ系の方々は古い家を大事にして長く住むのが好きなようで、ダウンタウンの一部の地区には古くてもステキな家が多くあります。これらの家も値段はピンからキリまでですが、高級住宅街だと1万ドル以下では買えません。
この数年は不動産バブル傾向があったので、金利が上がり始めた今、今後の不動産マーケットが注目されています。このところ高層コンドミニアムが乱立していることもあり、中古のコンドミニアムの値段が下がり始めたそうです。
↑タウンハウス
値下がりといっても本当に価格が下がるのではなく、購買価格以上にならないというのが現状で、都市部に住むカナダ人は住宅購入を投資の一つと考えていますから、最低インフレ率に合わせて値段が上がらないと値下がりということになります。値段が上がったところで売り更にグレードアップした家を購入というのが不動産投資の目的ですから、現在は中古コンドミニアムの購入は投資としてはベストではないようです。
カナダ/トロント 富沢亜紀さん
カナダ版401kは、サラリーマンの税金対策
↑カナダ側からみたアメリカ滝は、カナダ滝より小規模。
カナダの
医療保険制度
は州によって若干異なります。私の州では、基本的に健康保険料は徴収されず、医者にかかるのもほとんどのケースが無料です。私立の病院も存在しません。そのせいかカナダのホームレスの死亡率はアメリカのホームレスの死亡率の半分以下ともいわれています。ただし所得税は決して安くはないし、今年の夏は州政府が医療にまわすお金が足りないということで突然所得税を引上げました。大きな会社に勤めると、州政府の健康保険がカバーしない医療費(処方箋、歯科治療など)をカバーする保険を会社が手当てしてくれます。私の場合、医者にかかってお金を払うことはほとんどありません。
カナダでは駐車違反は罰金をきちんと払っていれば何の問題もありませんが、スピード違反や交通事故を起こすと免停というだけでなく
自動車保険料
も急騰します。この数年は異常ともいえる勢いで自動車保険料が値上がりし、北米でのドライビング歴のない移民や若い人は車を持つだけで財政難に陥るような保険料になっています。私自身も昨年は違反切符なし、事故歴なしで保険料20%増でした。
アメリカで401Kといわれているものは、カナダでは
RRSP
(Registered Retirement Savings Plan)といわれています。前年の年収の18%までを投資することができますが、比較的規模の大きい会社に勤めると会社が一部負担してくれる場合もあります。私の会社の場合、社員が10%投資すると、会社が5%投資してくれますが、すべてのお金は会社が契約している生命保険会社の口座に入り、個人で投資商品を選ぶので、利益は自分次第です。RRSP口座に入っているお金はいくら増えても非課税になります。それからRRSPはサラリーマンにとっては唯一の税金対策ともいえます。例えば年収5万ドルの人が5000ドルをRRSPに投資すると、その年の所得税は4万5000ドルから基礎控除や扶養控除などを引いた額にかかりますからその節税効果はかなり大きなものです。
↑ビーバーの尻尾の形をしたドーナツ菓子の店「ビーバーテール」は首都オタワが発祥の地
ワールドマネーリポート 目次
1.アメリカ/ワシントンD.C.
2.イギリス/ロンドン
3.カナダ/トロント
4.中国/上海
5.オーストラリア/メルボルン
6.イタリア/ミラノ
7.タイ/バンコク
8.ブラジル/サンパウロ
9.フランス/パリ
10.ニュージーランド/オークランド
11.中国/香港島
12.アメリカ/シリコンバレー
13.パキスタン/イスラマバード
14.ドイツ/フランクフルト
15.ナイジェリア/アブジャ
16.韓国/ソウル
17.メキシコ/モンテレイ
18.インドネシア/バリ島
19.オランダ/ハーグ
20.エクアドル/キト
21.シンガポール/トロブランガ地区
22.ベルギー/ブリュッセル
23.フィンランド/ヘルシンキ
24.オーストラリア/パース
25.中国/北京
26.イギリス/ウエストブリッジフォード
27.アメリカ/Coto De Caza
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■価格定点調査
消費税率
GST7%(連邦政府税)PST8%
(オンタリオ州税)
タクシー初乗り料金
$2.50
最近食べたランチ代金
サンドイッチ$5、コーヒー$1.20
映画鑑賞料金
$15
(映画館、時間、曜日により若干異なる)
1人あたりGDP
22,402ドル(2001年)
外国為替レート
円・カナダドル 89.83
(2004年11月17日10時現在)
■その他
住宅ローン金利
5.8%
起業最低資本金
0ドル
(ただし起業形態、業種により異なることも)
GST (Government Sales Tax)
連邦政府が徴収するセールスタックス。
PST (Provincial Sales Tax)
州政府が徴収するセールスタックス
2004年11月現在
メロンリペア
15万箱 突破!
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