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World Money Report〜世界のマネー事情〜

【第22回】 ベルギー国旗 ベルギー/ブリュッセル
イー・ウーマンリーダーズ 芦澤 智美さん
埼玉県出身。上智大学修士課程在学中に交換留学生としてフランスへ、その後2年間の奨学金を受けベルギーへ。ベルギー在住3年目。ブリュッセル自由大学大学院文学哲学専攻科在学中。
芹澤智美さん

海外をめざした理由とこれから挑戦する方へのアドバイス

ブリュッセルの街並み1

私がフランス語・フランス文化に興味を持ったのは、中学生の頃、英語の規則で読めない単語があることに疑問を抱いたのがきっかけです。例えば当時「ESPRIT」というロゴの入ったキャンバスバッグが流行し、それをみんなが「エスプリ」と読んでいたのが不思議でたまりませんでした。何で「エスプリット」じゃないのかと。「Paris」もパリスではなく「パリ」……と次第に増えていき、それが“フランス語”という英語とは別の言語だと分かると同時に、フランス語の持つ優雅な雰囲気に惹かれ興味を持ちました。

大学そして大学院でフランス文学を専攻していましたが、留学経験は大学1年の夏にカナダ・ケベック州に5週間、3年の夏にパリに1カ月の語学研修をしただけの浅いもの。海外旅行をするなら絶対フランス語圏!とこだわり、大学の卒業旅行はニューカレドニアへ。それでもやはり、歴史や文化を色濃く反映する文学や思想を研究するに当たっては、フランス語力はもちろんフランス文化に対する理解の浅さに苦しみました。

生きた言語、生きた文化を知るためには現地で学び、生活することが最も有効だろうということで、留学は必然でした。学内の交換留学制度を利用、更にはロータリー財団の国際親善奨学金の援助を受け、最初から3年の留学期間を確保し、渡欧しました。

ブリュッセルの街並み2
↑ブリュッセルの街並み

フランス、ベルギーと住んでみて感じることは、同じフランス語圏でもフランスは圧倒的に留学生に人気があり、地方都市でも多くの日本人学生がいること。一方ベルギーは、217もの日本企業が進出しているため、駐在員や現地採用として働く日本人、あるいはその家族を多く見かけます。フランスは学問のため、ベルギーは仕事のために来ている日本人が多い印象です。

フランス語、フラマン語(オランダ語の一種)そしてドイツ語を公用語とする多言語主義国ですが、とりわけブリュッセルでは世界各国から人が集まってきているため、ビジネスは英語で取り行なわれることが多いようです。そのため“日系企業への就職の際は、日本人の場合は”英語が話せれば比較的簡単に仕事が見つかると聞きます。

現地採用枠は文字通り現地にて直接採用される方法のほか、日本で採用試験が行なわれ、しっかり準備をしたうえで渡白できるシステムも各社備えているようです。ただ、年中数多くの募集が常にあるわけではないので、各企業の募集情報をこまめにチェックする必要があります。また、所得税は累加課税で額面より25〜50%、さらに社会保障等での天引き率が高いため、契約の際には給与面の注意も重要です。

日常生活においては現地語ができるに越したことはありませんが、ほとんどの場所で英語が通じるので、フランス語やフラマン語がまったく理解できなくても生活できます。日本食材も比較的簡単に手に入りますし、生活水準も決して低くありません。在白日本人は6,000人ぐらいいるということで、しっかりとした日本人社会があり、日本人の間での情報交換、助け合いなどの交流は盛んです。しかし、そんな好条件のうえに頓挫し、居心地の良い日本人社会に浸り続けていては、せっかくのベルギー生活も日本でのそれと何ら変わりありません。

確かに外国語の習得は一朝一夕で達成できるものではなく、また朝から晩まで仕事に没頭する日本人に至っては寝る時間すら惜しいといった多忙な生活を送られている方も多いようですが、日本人社会とベルギー人社会の隔離が著しいのも現実です。言語の違いだけがその原因ではないかもしれません。他人の国に住まわせてもらっているという謙虚な気持ちを忘れずに、現地社会へ積極的に参加していくことが海外生活を豊かにする手立てになると思います。

町役場
↑町役場

実際の行為・活動として最も実行しやすいのは、政府が企画する各種イベントに参加することかと思います。毎年5月に行なわれるブリュッセル20kmマラソンには、私も2年連続で出場しましたが、ただ走るだけでなく、周りの人とおしゃべりをしたり、または沿道からの歓声に応えたりしながら、楽しく完走できました。あとは、「ジャズ・マラソン」。これは、走るのではなく、街中のバーやレストランなどでプロ・アマのジャズ演奏を気軽に聴けるイベントで、ときにはお店中が大合唱になり、一体感を味わえます。

また、各種映画祭では、普段映画館で静かに映画を見るのとは一転して、会場全体で映画を、祭りを楽しもうというのがコンセプトになるため、笑い声も野次も驚きの叫びも何でもあり。映画中の台詞に答えちゃう人もいて、それが更に会場の笑いを誘うことも。一風変わった映画の見方ができます。その他、ベルギー国内ではさまざまなフェスティバルやカーニバルも年間通して多く開催されます。幸いブリュッセルはこうしたアートイベントが多いので、こういった場を利用して現地の人と交流するきっかけにすると楽しいかと思います。



How much? 各地の住まい

各コミューンの特徴をおさえて、自分に合う場所を
貸しアパートの掲示

↑貸しアパートの掲示

ブリュッセル首都地区は、19の「コミューン」と呼ばれる町によって成り立っています。各コミューンはそれぞれ異なった性格を持っているので、物件よりもまず自分のライフスタイルに合った地域を選ぶことになるでしょう。大雑把に言うと、北から西そして中心部はアフリカ系やアラブ系、中国系移民が比較的多い地域、南は大学や各種学校があることから学生や若者が多い地域、東側は日本人学校もある閑静な住宅街で、日本人の駐在家族が多く住んでいる地域になっています。

アパートから見える風景

↑私のアパートから見える風景

町の中心部の住居はほとんどアパルトマン型で、パリ同様、築50年以上もの古い建物を少しずつ直しながら使用するケースが多く、所有率よりも賃貸率の方が高いようです。大体の家賃相場は、学生や独身者向けの小さめのアパート(1〜2部屋+キッチン・バスルーム、40〜90平米)で500〜900ユーロ、3〜4部屋あるものでは900〜1,500ユーロ程度で、プラス100〜300ユーロを光熱費として支払うことになります。

よって収入の少ない若者の間では複数人でのシェアが定着していて、この場合だと光熱費込みで300ユーロ位から可能です。同居人は友人の中から探すほか、募集のメッセージが学校・スーパーなどの店舗掲示やインターネットサイトでも簡単に見つけることができます。現地の人の生活を直接知りたいという人にはお勧めです。

猫
↑猫を飼っています

街から離れ、郊外に出るほどに一戸建てあるいは家族向けの住居が増えていきます。若い世代は街中でアパートを借り、ある程度の収入と家族ができたら少し郊外に出てマイホームを購入、あるいは少し大きめのマンションを借りるというパターンが一般的なようです。例えば駐在員家族の多い比較的安全と言われるwoluwe(ウォリュウェ)地区では、150平米前後の3LDKマンションで1,800〜2,000ユーロ、200平米以上で4〜5部屋、2つのバスルーム付きのものだと2,000〜3,000ユーロ程が相場です。街中の建物に比べて築数年の新しいものが多く、ガレージや防犯カメラ付きでセキュリティーもしっかりしているものが一般的なようです。



COLUMN/暮らしの中から

ベルギー/ブリュッセル 芦澤 智美さん

ブリュッセルの交通事情
トラム
↑トラム

ブリュッセルは公共交通機関として地下鉄、トラム、バスがあります。1回の乗車は1.5ユーロで、一時間以内なら同じ切符で、地下鉄・トラム・バスを自由に乗換えができます。

地下鉄は縦横に走っており、東西に走るラインはそれぞれ途中から二股に別れている構造で、多くはトラムやバス路線と連絡できるようになっています。そのためブリュッセル内はこれら交通機関を利用して大抵どこでも行くことができます。

さらにタクシーも初乗りは2.4ユーロからと非常にリーズナブルなので、一見東京のように車が無くても困らないように思えますが、企業や商店の郊外化が進み、市民にとって自動車は日常的に必需なものとなってきています。

一方で、新車はもちろん中古車であっても値が落ちないのが特徴です。走行距離10万キロを軽く越えたセダンであっても6,000、7,000ユーロ等の高値で売られています。高級車を持つことがステータスである事は日本同様、目を見張るような美しい高級車を見かけることもあれば、街では狭い道での縦列駐車を余儀なくされることがほとんどなので、駐車に便利で小回りの利く小型車も大変人気があります。日本でお馴染みのワゴン車は、商用の以外で所有することはまずありません。また、ガソリン車よりもディーゼル車が依然として多く、オートマよりもマニュアル車の所有率が高いです。

最も危険なRound-About
↑ブリュッセルで最も危険なRound-About(ロータリー)

車生活について回るのが、交通違反による罰金。点数制ではありません。非常に運転が荒いと言われるベルギー住民に対してのコントロールはかなり厳しく、見つかると高い罰金を払わされることになります。

違反は4段階に分けられていて、例として、最も軽度な1段階のものでシートベルトの無着用50ユーロ、2段階では運転中の携帯電話使用や身障者専用の駐車場への無断駐車100ユーロ、3段階目では追い越しや歩行者に対しての禁止事項を守らなかった場合の150ユーロ、20キロ以下の速度超過で200ユーロ、それ以上であれば275〜375ユーロもの罰金になります。

飲酒運転は検知量が0.5〜0.8g/lで25〜500ユーロ(最高で1,700ユーロ)、検査を拒んだり警官に反抗したりした場合は裁判に持ち込まれることもあります。

最も目ざとく取り締まられているのが駐車違反で、これは場所や時間などの状況によって数ユーロで済むケースから、1,000ユーロ以上に上るケースまでさまざま。簡単にレッカーで移動されてしまうことも頻繁にある一方で、駐車場が少なく道も狭い街中では、安全な駐車スペースを見つけるのは毎回大仕事です。

ちなみに、日本と同じように、こちらでも学生で車を所有している率は低く、持っていてもかなり古い型のものばかりです。親や親戚からおさがりでもらった車を所有しているケースが多い様子。両親に送り迎えをしてもらうことはあっても、両親の車を借りることはあまりないようです。


→ ワールドマネーリポート 目次
アメリカ・ワシントンD.C. 1.アメリカ/ワシントンD.C.
イギリス

2.イギリス/ロンドン

カナダ 3.カナダ/トロント
中国 4.中国/上海
オーストラリア 5.オーストラリア/メルボルン
イタリア 6.イタリア/ミラノ
タイ 7.タイ/バンコク
ブラジル 8.ブラジル/サンパウロ
フランス 9.フランス/パリ
ニュージーランド 10.ニュージーランド/オークランド
香港 11.中国/香港島
アメリカ・カリフォルニア 12.アメリカ/シリコンバレー
パキスタン 13.パキスタン/イスラマバード
ドイツ 14.ドイツ/フランクフルト
ナイジェリア 15.ナイジェリア/アブジャ
韓国 16.韓国/ソウル
メキシコ 17.メキシコ/モンテレイ
インドネシア 18.インドネシア/バリ島
オランダ国旗 19.オランダ/ハーグ
エクアドル国旗 20.エクアドル/キト
シンガポール国旗 21.シンガポール/トロブランガ地区
ベルギー国旗 22.ベルギー/ブリュッセル
フィンランド国旗 23.フィンランド/ヘルシンキ
オーストラリア 24.オーストラリア/パース
中国 25.中国/北京
イギリス 26.イギリス/ウエストブリッジフォード
アメリカ・ロサンゼルス 27.アメリカ/Coto De Caza new
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■価格定点調査
 住んでいる地区
ブリュッセル首都地区内
 タクシー初乗り料金
2.4ユーロ
 消費税率
食料品や医薬品等の生活必需品に対しては6%、基本税率は21%
 最近食べたランチ代金

カフェでのクラブ・サンドイッチ 8ユーロ、カプチーノ 2.5ユーロ

 1人あたりGDP
3万3,865ドル
(2004/日本貿易振興機構)
 外国為替レート
通貨はユーロ
1ユーロ=144.67円
(2006/06/14現在)

■その他
 映画鑑賞料金

普通料金が7ユーロ前後、学生料金が5.6ユーロ

 タバコ1箱の価格

マルボロ1箱 4ユーロ

 ガソリン小売価格

1.3ユーロ、ディーゼルは1.06ユーロ/リットル

 米の小売価格

日本米1キロが3.5ユーロ(日本食材店にて)

 起業の最低資本金

株式会社の場合61,500ユーロ、有限会社の場合18,550ユーロ。個人企業の場合は制限無し

2006年6月現在

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