ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第59回 野口 健さん
25歳で七大陸最高峰世界最年少登頂記録を樹立した、アルピニストの野口健さん。次々と世界の最高峰に挑む傍ら、エベレストや富士山の清掃登山や『シェルパ基金』の開設、小・中学生を対象とした『野口健 環境学校』の開校など、その活動は多岐に渡っています。そんな野口さんが語る、「神秘的な世界で、誰もいないところをこつこつと過酷に」というイメージのあるエベレストの驚くべき本当の姿や、登山を始めた意外なきっかけなど、興味深いエピソードをお楽しみください。
野口 健(ノグチケン)
アルピニスト1973年8月21日、アメリカ・ボストン生まれ。父が外交官であったため世界各地で幼年時代を過ごす。1999年3度目の挑戦でエベレストの登頂に成功し、10年の歳月をかけ、七大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立する。その後は、以前から気にかけていたエベレストのゴミ問題を解決するため、4年連続で世界各国の人たちと連携を図り、清掃登山に尽力する。2001年には、日本隊に参加し遭難したシェルパ(登山隊の案内人・荷役人)の遺族を補償するためにシェルパ基金を設立。また、小中学生を対象とした「野口健 環境学校」を開校。日本の国立公園や環境保護と観光振興(エコツーリズム)のあり方について、政治・行政サイドから意見を求められ、環境省を始め、東京都の委員も務める。東京都レンジャー、富士山レンジャー名誉隊長。
※プロフィールは対談公開時(2005年09月)のものです。