90	ニュースキャスター 田丸 美寿々さん 過去の対談一覧 第141回〜 第121回〜第140回第101回〜第120回第81回〜第100回第61回〜第80回第41回〜第60回第21回〜第40回第1回〜第20回

ロールモデルはいない。 女性ニュースキャスターの第一世代として。 ひょんな事からアナウンサーになったのをきっかけに、今や日本のテレビメディアにとって貴重な検証報道番組『報道特集』のニュースキャスターとして活躍されている田丸美寿々さん。自立した生き方をするようになったきっかけや、そのとき与えられた仕事をしながらもやりたいことを実現するために努力したこと、さらにはニュースキャスターとしてコメントする際に最も気をつけていることなど、キャリアを考えるうえでも、相手とのコミュニケーションを図るうえでも、学びたいお話が満載です。生き様と言葉に責を負うプロフェッショナルの仕事術を、ぜひ感じてください。 【前半】 フジテレビにリポーター募集で 女性は契約、男性は正社員だったんです 怒りと闘志から、自立した生き方をするようになった 「奥様ニュース」って、あったんです 「連れて行って下さい」「教えてください」 大学生のかをりさん、覚えていますよ イマジネーションと謙虚さが大事な仕事です 格好よく生きている姿を見せて、子ども達に夢を与えてあげないといけないのに キャスターとして、私はどのスタイルだろう より分かって下さるように情報提供する どちらの立場が弱いか、考える 簡単に怒ったり、批判したりできない テレビ報道の信頼性 情報の雑食は、とても楽しい 脇役だから、脚を組んではいけないんだと思う インタビューの技 【後半】 そのときの空気をうまく読み取る 同じ手法で臨んだことはそんなにない 5歳から10歳までのサンフランシスコ 仕事を中断して、プリンストン大学へ 「仕事の途中に、1年間勉強する場を与えますよ」 もうちょっと俯瞰でものを見たい 等身大のわたしでいい 年齢がうまくついてきてくれた ロールモデル、いないんです。わたし、先輩がいないので。 健康管理は 未知の領域への挑戦		田丸 美寿々 (タマルミスズ) ニュースキャスター 広島県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。親に内緒で受けたフジテレビの入社試験に合格し、内定していた商社を断り、アナウンサーの道へ。最初の仕事は天気予報のキャスター。その後、逸見政孝氏と夕方の番組「FNNニュースリポート」を担当。 1983年に独立。米国プリンストン大学大学院に留学し、国際関係論を学び、帰国後、テレビ朝日の「モーニングショー」や「ザ・スクープ」等の番組でキャスターとして活躍。1994年からTBSの検証報道番組「報道特集」のメインキャスターを務める。同番組の放送は、毎週日曜午後5:30〜。 ※プロフィールは対談公開時 （2007年01月）のものです。 イー・ウーマンのビジネス案内 イー・ウーマンで働きたい