ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第54回 進藤奈邦子さん
SARSが未知の感染症だった時に、発生している場所に行き調査や病院関係者たちへの指導を行った進藤奈邦子さん。感染症という危険な病気を扱い、時には過酷な環境で働く必要があるため、自分をベストコンディションに保つ努力をされています。感染症と戦うWHOの活動や世界中の人たちが働く国連機関でのポジション獲得の難しさ、スイスの子育て環境についてなど、たくさんの貴重なお話をしてくださいました。
進藤奈邦子(シンドウナホコ)
WHO(世界保健機関) メディカルオフィサー東京慈恵会医科大学卒。英国セントトーマス病院、オックスフォード大ラディクリフ病院臨床研修を経て慈恵医大内科学講座第2に入局。専門は感染症、臨床細菌学。2000年より国立感染症研究所感染症情報センターに主任研究官として勤務。その後2002年からはスイスのWHO(世界保健機関)に派遣。感染症アウトブレーク情報の収集と解析、フィールドレスポンス、WHOガイドラインの作成を担当。SARS、トリインフルエンザやエボラ出血熱なども担当。
※プロフィールは対談公開時(2005年06月)のものです。